ヒッカ@エレのくだらない何か

ヒッカ@エレが小説とか色々置く場所です

全てを科学的に

「世界の全てが合理的で、科学的に証明出来るものでないとならないなど誰が決めた?」 私は、彼の問いに答える事が出来なかった。 その姿は、私がよく知るいつもの彼とはかけ離れていて。 「いつかプリパラのシステムを科学的に証明してやる」なんて、いつも…

天涯孤独の少女を救ったお話。 後編

「それで、その後どうなったの?」 「まあ、普通かな。遺体の回収して、何とか葬式して、家を用意して、1週間ごとに仕送りして・・・今は秋ちゃんも、普通の生活してるよ。」 「普通・・・なのかな?」 「普通なんだよ。少なくとも、両親を失ったあの子にと…

幕間

「ヴィオラ」 「はいはい!どうしたの、ミヤちゃん?」 「新しく入った1年生の子の事で少し話があるんだけど、いいかな?」 「いいよ!」 詩乃薔薇中学校の吹奏楽部は、今日もいつも通りに活動していた。 そんな中、BASSパートに所属している2年生の彼女・…

天涯孤独の少女を救ったお話。 前編

颯司side これは、俺がまだ中学1年生だった頃の話。 -------------------------------------------------------- 「颯司、迎えが来てるよ」 「はい」 ああ、コンクール、楽しかった。 まさかこんなに遅くなるとは思わなかったけど。 1年生なのにコンクール…

メアリィ・スー

幻想郷の住人達は今日も楽しく過ごしていました! それは何故かって? 幻想郷の創造神の1人、黄泉月リィが居るからです! 黄泉月リィは全てを操る力を持っていました! 彼女は幻想郷で起こったどんな異変も1人ですぐに解決してみせました。 彼女に弾幕勝負…

そーしと颯司

リラの一件から暫く経ち、ベリリウム、イットリウム、ぱにょ、そーし、リラの5人でチームを組む事が決定した。 今日、5人はその事で遅くまで打ち合わせをしており、打ち合わせが終わる頃にはプリパラの閉園時間は既に1時間程過ぎていた。 「あ~、やっと…

彼女は確かに存在していた

そーしside 彼女は少しして落ち着く(少なくとも俺にはそんな風に見えた)と、呆れたような表情で言った。 「プリパラに用があるんだね。もう寝ちゃってるけど、さ。」 「ぱにょ。・・・なんて言ってる?」 「えっと・・・「プリパラに用があるんだね。もう…

気付いた2人は何をした?

レッスン中に色々あったものの私服ライブを何とか成功させたそーしは、プリパラの噴水の前に居た。 最早待ち合わせでは定番である。 しかし、もうすぐ日没。 プリパラの閉館時間が迫っている事もあり、此処に居る人間はそーしだけになっていた。 「・・・ま…

彼女は見ている

「嘘!?ぱにょさんまた倒れたの!?」 こんにちは、私はイットリウム。 今アイドルウォッチを通して、私のチームメイト・・・ そーしの話を聞いています。 『うん。レッスン中に・・・実は、今度のライブでやるダンスに大きく腕を振る感じの振付があって。…

プリパラ

「Metal Singer・・・!新しい新生チームの登場だね、アリハ!」 「意味が重複していますよ、リラ。まあ、アイドルチームが増える事は私達にとっても喜ばしい事です。」 「司令も喜ぶかな?」 「えぇ、きっと喜ぶでしょうね。」 「王子様?そいつはリラじゃ…