ヒッカ@エレのくだらない何か

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Metal Singerのデビューの日

「・・・」

 

此処はとある町のプリパラ。

多くのプリパラアイドル達の待ち合わせ場所となっている噴水に座り込んで、紫髪のアイドル、星浜 仁夜・・・

ぱにょは、険しい顔で貰ったトモチケを眺めていた。

 

「あのクソガキ・・・」

 

何故ぱにょがこんなに不機嫌なのかというと、先程彼の言うクソガキ・・・

そーしに、無理矢理トモチケを押し付けられたからである。

 

「ほんっと傍迷惑な奴だにゃ!幾らこれからチームを組む予定だからって!最後の1人すら決まってないのによくも偉そうに・・・」

 

ぱにょそーしは、自他共に認める程滅茶苦茶仲が悪い。

それなのに何の因果か一緒にチームを組む事になり、2人共不機嫌気味なのである。

一応ベリリウムイットリウムを含めた5人チームなのだが、最後の1人が決まっていない為ぱにょ以外の3人はプリパラ内を駆け回って最後の1人に相応しい人物を捜しているのだ。

じゃあぱにょは何してんだと思うだろう。

彼も彼で忙しいのである。

 

「ごっめ~ん!遅れちゃった、マジで!」

「いや、大丈夫だにゃ。」

 

そう言いながら彼に駆け寄ってきたのは、彼のパートナーであるメタトン

今のところ、女子だらけのプリパラでぱにょが唯一素肌に触れる事の出来る人物である。

それは2人がパートナーだからとか、そんな理由ではない。

メタトンは機械の体を持っている。

プリパラ内でも体が機械なのは変わらないようで、もし万が一女性の素肌に触れよう物ならすぐに青褪め全身に鳥肌を立たせて卒倒する程女性に触れる・触れられる事を好まないぱにょでも触る事が出来るのだ。

本当に、プリパラアイドルとして致命的な体質である。

・・・まあ、正直どうでもいいんだけど。

ぱにょメタトンは、2人で組んでいるチーム、Metal Singerのデビューライブをとびきり派手な物にしようと今まで計画を立てていた。

そして、今日がデビューライブの日である。

 

「・・・まあ、いつまでも不機嫌じゃいられないにゃ。あのクソガキが余りの眩しさに倒れる程のライブしてやるにゃ!」

「例えはともかく、頑張ろうね!マジで!」

 

2人はプリパラTVの方へ走っていった。

その光景を、‘誰か’が見ていたとも知らずに。