プリパラ
「Metal Singer・・・!新しい新生チームの登場だね、アリハ!」
「意味が重複していますよ、リラ。まあ、アイドルチームが増える事は私達にとっても喜ばしい事です。」
「司令も喜ぶかな?」
「えぇ、きっと喜ぶでしょうね。」
「王子様?そいつはリラじゃないよ?」
そんな会話をしているのは、プリパラとアリハという2人のアイドル。
プリパラというのは茶髪の少女の名前である。
彼女の言う司令・・・
ミヤが、「いずれプリパラの中心となってくれるように」という意味を込めてプリパラと名付け生み出したボーカルドールだ。
とはいえそのまま過ぎるので、ファンやアリハ達からリラと呼ばれている。
アリハは・・・
とある国の王子、らしい。
「最近2人でライブする人、増えてきたよね。私達も・・・2人で、やる?あの時みたいにさ。」
「あの時のように、ですか・・・」
「違う、あの時この人と踊ったのはあんたじゃない!」
2人は、過去に2人で0-week-oldを踊った事がある。
ある時バグか何かでプリパラが目の光を失い無感情になった・・・
プリパリのファルルで言うところの、‘おねむ’の状態になってしまい、彼女を目覚めさせる前にアリハが彼女と一緒に0-week-oldを踊ったのだ。
結果プリパラは無事に目覚める事が出来た。
「機会があれば。」
「やったー!忘れないでね、アリハ!」
「どうして?どうしてあんた達2人共気付かないの?」
プリパラは、スキップしながらプリパラTVを出た。
「私が・・・私が、リラなのに・・・!」